「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、 ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求め・・」ペ テロ5:8

サタンは吠えたけるライオンのようで、食い尽くすべきものを捜し回っている。未信者に対しては、思いをくらませ、福音の光を輝かせないように、信じさせないように妨害し働いて来る。「サタンの策略を知らないわけではありません。」サタンは何とかして私たちを神から離そうとやっきだ。別に手段は何でもよい。まず過去にくよくよさせる。どうだろう。

 

後ろを振り返り、あの時ああすれば、この時こうすれば・・あの対人関係がまずかった、あの決断が失敗だった、あの人とさえ出会わければ、進路をミスした・・。ぐずぐずウジウジ暗くなり、落ち込む。しかし、過去は絶対に戻らない。失敗や過失、判断の間違いがあったかも知れない。しかし、もう決して戻れない。それに囚われ、今、現在を真っ暗にしてしまう。サタンの攻撃だ。

 

又、先の事はどうだろう。将来の進路や、結婚や老後や、健康の事、難しい対人関係に思い悩み、これから先をくよよと思い煩う。先はいっさい心配するなと言っておられる。主があなたの代わりに死んで下さったのだから、先は完全保障して下さっている。何の心配も無い。「だから明日のための心配は無用です。」

 

「明日」を思い煩って、「今」不安と心配で、時間を無駄にする。今、すべての必要は与えられ、今、生かされていではないか。感謝に溢れて、主に賛美を献げればどんなに喜びだろう。思い煩いに心が奪われているなら、サタンの策略だ。敵が絶えず狙っている。祈っていよう。

 

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サタンは、とにかく主から離そう離そうとして攻撃して来る。まずはサタンの事を忘れさせる。サタンが頭に無いので、撃を受けていて気づかない。又、主から目を離させ、目の前の問題に、先の亡霊の思い煩いに釘づけにする。サタン識別の助けを祈っていよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係