「その人は悪い知らせを恐れず、主に信頼して、その心はゆるがない」詩篇112:7

極度の心配性で、常に思い煩いに悩まされている人は多い。ああなったら、こうなったらと、先に起こるかも知れな事を想像して、不安になり落ち込む。些細な事でも、不安材料をかき集め、まるで現実であるかのごとくに、最悪のシナリオが出来上がる。最後まできっちり仕上がる。

 

ある人が、耳にした知らせから、どっと不安に襲われ、深刻な心配と恐れにさいなまれた。大変な事になるのではないかと、まさに最悪のシナリオをどんどん考えてしまう。しかしサタンの攻撃を踏まえ、思いを、意志によりストップさせた。とにかく待とう。はっきりと結果がわかってから考えよう。

 

そしてその時に対応策を講じればよい。主は助けて下さる。すると心が平安になった。後報が来て、やはりその事は杞憂であり、何の問題もなく、良い方に向かって行った。この事を通して、一見、悪い知らせに思える時は、主に祈り、主に委ね、はっきりするまで主を待つこと。

 

そしてはっきりした時に、主に具体的になすべき事を求め、従えば良いことを学ばされた。主は、私たちの想像と妄想に対して、どうする事もできない。それは亡霊であり、現実に起きていないのだから。架空のものを、主もどうにも出来ない。世の価値観でなく、主の価値観に従おう。

 

そんな時は「静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る」主を信頼していよう。そのように祈ろう。主の示しに従う時に、最善へと導かれる。

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悪い知らせを耳にすると何かしておかなくてはと焦りが来るが、瞬間、瞬間、自分の思いではなく主に心を定めて落ち着こう。遠い先は見えなくても、一足ごとに主は導いてくださる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係