「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます・・私の思いを 遠くから読み取られます」詩篇139:1

主は、私たちの心の奥を探られ、動機を照らし、正しい道へと導いて下さる。ある社員が、部下や周囲の仕事を助けていた。専門の知識があり、しょっ中尋ねられた。自分の仕事も持つ中、余りの忙しさに、正直負担であった。そんな時異動があり、同じ知識を持つ新人が入って来た。

 

 

 

すると皆が彼のもとに行くようになった。最初は大変助かり、喜んだ。ところが段々、彼がほめられ、注目が集まる事に、心がざらつく自分がいた。自分の方がベテランなのになぜ? 彼が優位に立つのか? 妬みが湧き、嫌な思いを持つ自分に苦しんだ。

 

 

 

御言葉によると「苦い妬みと敵対心は、上から来たものでなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するもの」とある。妬みや敵対心は肉であり、悪霊からのものだと。すぐに祈りにより主のもとへ行った。祈りの中で主に心の内を打ち明けて祈った。

 

 

 

なぜ妬み、敵対心を持つのか?御霊に助けられ、心を探って行くと、人が皆、自分から離れてしまう事を「恐れている」自分がいた。自分は必要とされなくなるのでは。彼がそれを奪ったと。「恐れ」が憎しみとなっていた。御前に悔い改めて、自分を主に明け渡した。

 

 

 

彼と良い関係が与えられるよう祈った。私たちも、心の奥に潜んでいるものがあるだろうか。恐れがあるだろうか。主に打ち明け、委ねて行こう。主は導いて下さる。

 

-------------

 

妬みや憎しみは表に出ていないだけで、何かあると簡単に顔を出す。苦い思いに平安を失うとき、主のもとに行き、素直に罪を認めて赦してもらおう。弱さも醜さも主は知っていてくださる。

 

 

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係