「こうして神のことばは、ますます広まってゆき、エルサレムで、 弟子たちの数が非常にふえて行った」使徒6:7

初代教会はどんどん成長する中で、アナニヤとサッピラの虚偽の罪を主が対処された。その後、問題がぼっ発する。ある人々から毎日の配給が不公平だと不満が起き、苦情が出た。使徒たちは配給に多大な労力と時間が取られていた。祈りと御言葉の奉仕の重大性を考えた事だろう。

 

そこで12使徒は弟子たち全員に告げた。この問題の解決のために、神の言葉と祈りが最優先であると。神の言葉を教える事を後回しにして、食卓の事に仕えるのは良くないと。祈りと御言葉の奉仕を第一にする事、そしてそのために、御霊と知恵とに満ちた評判の良い7人を選出し、この事に当たらせるようにと。

 

使徒たちが御言葉の奉仕に専念できるように。この解決は全員の承認が得られ、一致の中で行われた。皆に平安があった。問題に、良い解決が与えられた結果、「こうして神のことばは、ますます広まって行き」「弟子の数が非常に増えて行き、多くの祭司たちが次々に信仰に入った」。働きに実を結んで行った。使徒たちが御言葉の奉仕に専念できた事が大きかった。

 

目の前の問題解決だけでなく、豊かな結実へと導かれた。私たちにも問題は次々起きる。その時に「祈りとみことばの奉仕に励み」の通り、まずよく祈り、御言葉に聞いて行く事が大切だ。主の御心を悟り、その通りに従って行く時に、問題解決へと導かれて行く。そして豊かな実を結んで行く。

 

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「祈りとみことば」は大切で信仰生活の土台だ。主との交わりがおろそかになると、肉の思いと肉の力、肉の判断で動いてしまう。そして状況に流されてしまう。祈りとみ言葉に立ち返る時、導かれて行く事を何度も経験する。何より感謝な事は、実が結ばれて行く。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係