「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。 そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」ヤコブ4:7

悪魔は、私たちの心の中の「思い」に攻撃を仕掛けて来る。「悪魔はすでにユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていた」とあり、悪魔がユダの心に、主を売る「思い」を入れた。思いは、悪魔からであった。

 

ユダは、主を裏切る思いが「自分の思い」ではなく、「悪魔の思い」である事に気づかなかった。悪魔からの思いを拒否せずに、受け入れて熟成させてしまった。日毎に、朝起きた瞬間から、悪魔は火矢を、思いの言葉を投げて来る。私たちの脳裏に、言葉が常に飛び交う。

 

御霊の言葉があり、悪魔の言葉がある。肉の言葉もある。悪魔が様々な言葉を吹き込んで来る。思い煩い、不安や恐れであったり、又、妬みや憎しみの言葉であったりする。その言葉で心が暗く沈んだり、平安が失せたり、落ち込んだり、ネガティブな感情があおられるなら要注意だ。悪魔の吹き込みだ。

 

ある人が朝起きる度に、嫌な思いで暗くなった。嫌な相手が、思いに浮かび、朝から気持ちが沈む。数日続いた時に、サタンだと気づいた。サタンからの思いだと。サタンに気づき、主に頼り、祈った時に、思いが消えた。サタンが逃げ去った。日常生活で経験する。

 

サタンの攻撃は、自分の弱い所を的確に知っていて、狙って来る。繰り返し来るサタンに対して、御言葉を握り、反すうして行く時に、心が守られる。讃美や祈りによっても心が守られる。

 

別の人は、繰り返し来るサタンからの嫌な思いの攻撃に、御言葉に思いを向け、祈りと共に御言葉に立ち続けた途端、思いが変わり、悪魔が逃げ去るのがわかった。御霊が、悪魔を識別させて下さるよう祈っていよう。

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気がつくとサタンの声に呼応し、悶々として時間を奪われたり焦らされたりしている。朝から警戒していたい。御霊の声とは違う思いに気づけるよう、御言葉と祈りで立ち向かおう。

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係