「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です」 Ⅰヨハネ5:14

ある人が、自分的には全く悪気なく言った言葉が、友人を傷つけてしまった。友人は、生育歴に様々な深い傷があり、そのトラウマのゆえであった。自分も不用意であった事を反省させられた。心の事は、どうにも出来ず、主に拠り頼み、ただひたすら祈った。

 

 友人の心が癒やされる事と、赦してもらえて和解できるように。ただ主のあわれみを願い求め、一心に祈り続けていた時、ふと「神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです」と、祈りが聞き届けられた確信が来たのだ。不安で動揺していた心が、平安になった。

 

それで勇気を出して相手に電話をした。心から詫びた時に、相手の心もすでに落ち着いていて、快く赦してもらえた。和解できて、御名を崇め、感謝した。祈っていた間に、主は相手にも働いておられ、相手の心にも変化が起きていた。

 

ハンナも子供が欲しくて、切なる祈りを献げた。嘆き、苦しみを御前に吐き出して、泣いてうめき、心を注ぎ出して祈った。「もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つける」。主は、私たちの祈りを待っておられる。

 

「ハンナの顔はもはや以前のようではなかった」ハンナは祈り続けた後、平安を得た。そんな執拗な祈りを、主は喜ばれ、受け止め、祝福して下さる。今、目の前の悩みを、問題を、そのまま主に持って行こう。

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主に頼り祈っていると主が導いて道を開いてくださる事がわかる。御心にかなった祈りは、時間はかかっても必ず願いは聞かれると祈るたびに望みがわく。主に祈り続けよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係