「主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。疲れた者には力を与え・ ・」イザヤ40:28

私たちは、時に心身疲れ果ててしまう。「若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる」とあり、どんなに活力みなぎった若者も、疲れ、倒れてしまうと。そんな時、どうすれば良いのだろう。次の節に鷲の事が出て来る。鷲は翼をかって高く舞い上がる。そしてどんなに高く上っても疲れる事が無い。それは自力で舞い上がるのでは無いからだと。

 

鷲は、じっと風の流れを待っている。じっとただ待つ。そして気流が来た時に、その上昇気流に合わせて、それに乗じて、一気に舞い上がる。だから自分の力は必要無い。そのため新たに舞い上がるために必要な事は、「主を待ち望む」事だと。自分でどうこうする事ではない。

 

そこには思い煩いも不安も、焦りも、急く事も、慌てる事もなく、ただじっと風を待てばよい。それは御霊の導きを待つことだ。御霊の導きが来たなら、鷲が気流に乗ってかけ上がるように、御霊の導きに従う。そして自力ではなく、主にゆだねて従うことだ。主に明け渡して、主の力に任せるので、疲れることなく、たゆむことがない。

 

しかし気流に乗るのでなく、自力で舞い上がろうとしたらどうだろう。気流に乗る事なく、翼をバタつかせているなら、疲れ果ててしまう事が目に見える。主を待ち望む者は、新しい力を得る。今、主を待ち望もう。御霊の導きが来たら、すぐ従おう。そうできるよう祈ろう。

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自力でしなければと思うと心はそわそわ騒がしく、主の御声を聞くことができない。心が静まるように祈ろう。焦りも恐れも主に委ねて主の時を待ち望もう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係