「神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった」創世記3:1

サタンは非常に狡猾だ。「野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった」と。最も狡猾なのは、光の御使いに偽装することだ。光の御使いに偽装とは、良いものに見せることだ。神に変装し、クリスチャンに変装し、聖書的、信仰的なものに変装する。

 

ストレートな罪ならわかりやすい。殺人、暴力、泥酔、妬み、憎しみ、種々の欲望・・。だが光の御使いに、神に変装する。一見善い事なので紛らわしい。主のもとにも、サタンは、御言葉をもってやって来た。主が荒野で、サタンの誘惑を受けた時に、御言葉によって、サタンに対抗された。するとサタンも同じく御言葉を持って来た。「~と書いてありますから」と。御言葉を曲解して来る。

 

ある人は、弱っている時に御言葉に向かうと、御言葉が自分を責め立てて来ると。自分は出来ないので、苦しくなって、聖書を閉じてしまう。「サタンですよね」サタンが御言葉を使って来る。恵みを排除し「ねばならない」で攻撃して来る。どんどん苦しくなる。

 

神が、要求ばかりする、罰とさばきの神になる。又、サタンはしつこく誘惑して来る。執ように弱さにつけ込んで来る。誘惑し続ける事によって、ついにサタンはダビデを罪に引き込んだ。ダビデは誘惑され人口調査の罪を犯してしまった。

 

「サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで、イスラエルの人口を数えさせた」絶えず主に拠り頼んで祈っていよう。天国へ行くまでは、霊の戦いだ。御霊がサタンに気づかせて下さる。祈りにより、わからせて下さる。

 

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サタンは狡猾で、何より偽り者であり、偽りの父だ。常にだまして来る。真理の中に嘘を混ぜて、狡猾に欺く。しつこく来るのも特徴だ。逆にその度に、主にしつこく頼ろう。すでに勝利していて、天でも地でも、すべての権威を持つ方が共におられる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係