「しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです」Ⅱコリント11:14

遠い昔から教会には、偽クリスチャンがいた。そしてその知恵は、主からのものではなく、サタンに属するものだと。そんな時、その知恵が主からのものか、悪霊に属するものかを、どのように見分ければよいのか。一見、行状は素晴らしく、偽クリスチャンの方が、クリスチャンより立派に見えたりする。

 

しもべとしてよく仕え、よく働く。言葉は聖書用語を駆使する。クリスチャン用語、御言葉が幾らでも出て来る。教える事ができるほどだ。「実によって彼らを見分けることができます」「羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です」「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです」。

 

偽クリスチャンが来るのは、外側どんなに良く見えても、一致を破壊し、分裂をもたらすためだ。「肉の行いは・・党派心、分裂、分派」見えるところは光の御使いだが、必ず裏がある。裏に「邪悪な行い」があり、「秩序の乱れ」をもたらす。

 

「上からの知恵は、純真、平和、寛容、温順・・見せかけのないもの」だ。上からの知恵は、表裏が無い。「霊だからといって、みな信じてはいけません」、見分ける事が必要で、重要だ。「にせ預言者たちに気をつけなさい」「御霊を持たず、分裂を起こし、生まれつきのままの人間です」。

 

自分自身が欺きに陥らないために、主の御前にいつも正直でいよう。御霊の示しに従い、悔い改めつつ歩み、絶えず上からの知恵を求めよう。御霊は助け、平安の内に歩ませて下さる。

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聖霊の導きの中で御言葉に頼らなければサタンの誘惑をどうして識別できるだろう。いつでも主より自分に仕え、自分の思いを通したいものだ。弱さに正直でいよう。主から教えられ歩もう。

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係