「これこそ悩みのときの私の慰め。まことに、みことばは私を生かします」詩篇119:50

人にどう思われているかが、ひどく気になるだろうか。よく私たちの心を乱し、落ち込ませるものに、人からの評価がある。振り返ってみてどうだろう。心が暗くなった時、沈んだ時はどうだったか、人の言葉や態度に振り回されていないだろうか。

 

ある人は、友人だと思っていた人に、陰で悪口を言われていた事を知り、大変なショックを受けた。その後、誰かれ関係なく、人が怖くなり、人と関わる事を避けるようになってしまった。これらの恐れや不安を、主の前に、祈りによって持って行った時、「人を恐れると罠にかかるが、主を信頼するなら守られる」と語られた。

 

人を恐れる事には罠があると教えられた。人を恐れると、自分に閉じこもりますます対人恐怖症が高じると。主に信頼して行こうとした時に、ふっと平安が戻った。サタンは人を恐れで縛ってしまいたい。そして喜びの日々を奪ってしまう。主に信頼するとは、絶えず御言葉にとどまり、御言葉に目を留めて行くことだ。

 

別の人は、職場で無視して来る相手がいて、心重くなったが、導きを求めて祈った。すると「自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう」「愛は礼儀に反することをせず」「異邦人の中にあって立派にふるまいなさい」に従い、相手からの返事があろうと無かろうと、挨拶をし続ける事を決心した。

 

実行し続けていると、とうとうある日から挨拶が返って来た。そしてその期間、心が平安に守られていた事に気づかされ、嬉しく感謝した。

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相手の態度によって自分の感情をアップダウンさせられている事に一刻も早く気づきたい。主に祈り助けを求めることができる。目の前がどうであれ、主の道を主と共に歩んでいこう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係