ヨナは、主からニネベへ行くよう命じられた。だが敵国であり、極悪非道なアッシリヤの首都ニネベに行きたくない。すると丁度そこに反対方向のタルシシュ行きの船があった。主を避けて、渡りに船で、それに乗った。私たちも時に経験するだろうか。御心に従いたくなくて、ぐずぐずしている時、そこに都合良く別方向の船があるものだ。
ヨナは、その反対方向の船に乗った。私たちもどうだろう。ある人は宣教師になるよう、導かれているとわかった。しかしぐずぐずと決心できず、悶々状態だった。するとその時に別の船が来たのだ。高額の報酬と地位を約束された仕事のオファーが来た。又、それが何より自分の好きな事で、才能が生かせる仕事だった。結局、その仕事を受けた。
すると仕事は高レベルで、残業は多く、心身の疲労は半端無く、教会に行けなくなり、神から離れてしまった。家族の問題で、我に返り、主に立ち返る事が出来た。御心がわかったが、ぐずぐずしていた時に、丁度、非常に魅力ある船があり、乗り込んでしまい、御心からそれてしまった。しかしあわれみ豊かな神は、なおも主のもとに導き返して下さった。
大きな進路だけでなく、日々の小さな事柄の中に、御心から逃げたいと思う時、丁度そこに反対方向行きの船があったりする。それに乗りたい誘惑にかられる。反対向きの船をサタンが用意している事を覚え、主の御心の方に従おう。大きな祝福を刈り取る事になる。
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御心にすぐに従えず都合の良い言い訳を考えて避けてしまったあの事やこの事が浮かぶ。主はぎりぎりまでは諦めず次の道を用意してくださる。失敗を恐れず祝福を信じて従えるように祈ろう。