「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか」Ⅰコリント3:16

すべて主を信じる者には、御霊が内住されている。そして御霊は信仰生活を具体的に助けて下さる。教え、道を示し、間違いを正し、御心へと導いて下さる。確かな間違いのない導き手だ。信仰生活とは、御霊に教えられ、諭され、導かれる歩みだ。「今、これをせよ」との御霊の示しを感じる事があるだろうか。だが「今は面倒だ。又、後で」と後回しにしてしまうだろうか。

 

日々の少し空いた時間に「今、祈りの時を持て」又、「今、聖書を開いてごらん」との促しを感じるだろうか。しばしば「いや、今は疲れている」「その気にならない」と逃してしまう。逆に、御霊の示しに、即、従う時、少しの時間だが、主に触れて、どんなに潤いと平安を得るだろう。その後の時間が変わる。

 

御霊の促しをないがしろにし、気に留めない事により、みすみす大きな恵みを捕らえ損ねてしまう。又、良くない習慣は止めるよう示されながら、「これくらい大丈夫」と押し通してしまうだろうか。「不機嫌な態度をやめよ」「言葉がよくない、優しい言葉をかけよ」との示しもあるだろう。そんな御霊の促しを無視する時、周囲に害毒を流してしまう。悪い証しとなり後悔する。

 

御霊の声に敏感であろう。よくアンテナを張っていよう。特に、御霊に示された罪は、悔い改めよう。豊かに赦して下さる。平安を与えたり、平安を取り去ったりしつつ、御霊は主の御心へと教え導いて下さる。平安が無くなる時は、祈って心を探って頂こう。心にあるものを気づかせ、正しく導いて下さる。

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平安がなくなると悔い改めるべきことを示され、祈りの答えも御霊が教えてくださる。喜ぶことも祈ることもみな自分ではできない者だ。御霊の促しは、弱く迷いやすい者の歩みを常に支えてくださる。 

 

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係