「あなたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたを選び、あなたの任命したのです」ヨハネ15:16

あなたも落ち込む事があるだろうか。ある人が、祈った結果、主の導きを確信したので、ジュニアクラスの奉仕にあずかった。祈りの中で準備し、働きを始めた。だが、すぐに壁にぶち当たってしまった。思春期の子どもたちは難しく、反発してくる子たち、又、やる気の無い、無気力そうな子たちもいた。

 

親に言われて、渋々出席している子たちに、自分自身もまだ若く、自分とは違う彼らに、どう対応して良いかわからなかった。何とか導きたいと思うのだが、空回りし、うまく行かなかった。どうすればよいのかと、落ち込むばかりだった。自分はだめだと、心は重く、本当に導きだったのだろうかと、主の御前に祈りに持って行った。

 

自分の思いも、気持ちを、何もかもを主に告げて祈った。自分の無力、自分は向いていないのではないか、導きは間違いだったのではと、主に祈った。そして静まっていた時に、「わたしがあなたを選び、あなたを任命したのです。それはあなたが行って実を結び、その実が残る・・」の御言葉が心に響いて来た。自分はだめだとの思いに「わたしがあなたを選び、任命した」と。そして必ず実を結び、実が残ると。

 

自分が、自分が、と自分の頑張りに気づかされた。自分でなく、「わたしが」との主がされるとの信仰が与えられた。心が楽に平安になり、対応の一つ一つを主に頼り、祈って行けば、大丈夫だと思えた。心新たに、主と共にあずかって行く者とされた。とにかく主のもとへ行こう。主は必ず導いて下さる。

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自分が主を信じてここにいるのではなく、主が愛とあわれみのゆえに私を選んでくださった。自分が自分がと背負いこみ、しんどくなるとき、不安なとき、ここに立ちかえれる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係