「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」 イザヤ55:9

ある老齢の人が証しした「人生最後の時期に来ている。今までの歩みを振り返る時、『わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なる』の通りだと実感させられる。人生は、自分の思い通りでは決して無かった。むしろ思い通りにならない事の方が多かった。だが、『人の心には多くの計画がある。しかし、主のはかりごとだけがなる』の御言葉の通り、多くの自分のプランがあった。

 

しかし、確かに『主のはかりごと』が成ったと見せられている。思い通りにしたい肉は強く、そうならないので、いら立ち、怒り、混乱や失望もし、人と比較して惨めになり、自己憐憫にも陥った。しかしそれによって自我が砕かれた。自分の思う道は閉ざされる事があったが、不思議に目の前に別の道が開かれ、結果的に遙かに素晴らしい道へ導かれていた。

 

自分が思う以上に、自分にとって生かされる道であった。思い描いた人生とは違うが、主の思い描かれた人生を歩めて来たのだと。真の満足がある。主が「私のために」備えて下さった人生、私へのプランだったと、感謝でならない。

 

自分の人生の最後に、主は最善をされると、深い感謝と喜びに溢れている。主に従って来て本当に良かった。私のために備えて下さった人生は、ベストだったと証しできる。主に従う人生は、紆余曲折があるが、良いもので満たされる一生だ。

 

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誰しも振り返って思うのが、主に従う人生は、決して思い通りではないということだ。自分の思い通りにはならない。しかし、主の思い通りになっている事に、肉の喜びではない、御霊の喜びを感じるそしてそれは平安な道だ。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係