「主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。 主は私のたましいを生き返らせ・・」詩編23:2

ある人が、職場で大きなプロジェクトの責任を負っていた。技術的にも高度で難しく、期日も迫っていた。ずっと早朝出勤で深夜帰宅の日々だった。身体的にも、疲労が溜まり、神経も張りつめていた蓄積疲労に、心身に段々と限界を感じるほどだった。デボーションを持つ時間など全く無かった。

 

その日職場で、自分でも制御出来ないほど、些細な事にピリピリイライラして、部下にひどく当たってしまい、限界だった。昼休みに公園に出て、一番隅のベンチで一人になり、主に祈った。心はカラカラで渇き切っていた。心の内を吐き出すように、主に聞いて頂いた。ほとんど心の底からの叫びだった。その主との交わりの中で、不思議が起きた。

 

御霊に触れて、霊が新たにされたのだった。あんなにストレスとプレッシャーで張りつめていた心に、平安が来たのだ。安心感に包まれ、まことに緑の牧場に伏させて下さった。心をリラックスさせて下さり、いこいの水で新たにされ、生き返らせて下さった。その日の午後からは、全く違った。

 

まさにリフレッシュされていて、心に余裕を持って、平安に働くことができた。この出来事も益とされて、何よりも主との交わりの大切さを教えられた。多くの人が、主との交わりにより、息を吹き返す経験をしている。とにかく主に向かおう。

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主は決して見放さず共にいてくださるのに、主と離れ一人で遠くにいるような時がある。主に堅く結びついて離れずにいよう。主は健やかなたましいを豊かに養ってくださる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係