「ペテロは・・『この曲がった時代から救われなさい。』と言って彼らに勧めた。」使徒2:40

主も、「不信仰で、曲がった世」だと言われた。私たちは、天に帰るまでこの世にいるが、この世は、不信仰で曲がった世界だ。アダムとエバが罪を選んだ結果、「空中の権威を持つ支配者」「この世を支配する者」「全世界は悪い者の支配下」であるサタンが支配し、力を持つようになった。サタンは「この世の神」であり、「主権、力、この暗やみの世界の支配者」だと。

 

見える所を見るなら、まさしく曲がった世だ、不正、不法、悪がはびこり、理不尽がまかり通る、罪の世界だ。そのため絶えず祈り、サタンの攻撃、誘惑を識別して行く必要がある。サタンは物の見方をげて来る。真っ直ぐに、信仰的に、建設的に見させないようにする。物の見方を曲げて、不信仰に、否定的、悲観的、見方に傾かせる。

 

心を屈折させ、曲げて、すねた、ひがんだ見方をさせる。それはいら立ちや、つぶやき、不満、心を頑なにして行く。「人は皆、幸せそう。自分だけ不幸」の自己憐憫となる。又、サタンは疑心暗鬼を持って来る。「私たちの兄弟の告発者、日々彼らを私たちの御前で訴えている者」、サタンは、絶えず他者を告発する。

 

あの人が、この人がと、裁く思いを、疑いを吹き込み、信頼関係を壊して来る。心に曲がったものが無いか、ネガティブなものが無いか、いつも御霊の気づきを祈っていよう。神視点に立ち、信仰的見方をして行く時、どのような中でも、常に希望があり、平安が与えられる。

 

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心が暗くなったり、平安が失せたり、不安や、苦い思いが起きて来る時は、要注意だ。サタンがからんでいる。自らの肉に攻撃が来ている。そのままにせずに、主に向かおう。そのままの気持ち、思い を主に持って行こう。気づきが与えられ、軌道修正される。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係