「悪魔に機会を与えないようにしなさい。」エペソ4:27

悪魔に機会を与えないよう、よく自らの心を見張っている必要がある。ユダに、主を売る思いを入れたように、私たちの心に思いを入れて来る。又、悪魔は種である御言葉を聞いても悟らないと、心に蒔かれた種を奪って行くとあり、心がどのように御言葉を聞いているかも見ている。その悪魔は、私たちの心に、足場を得ようと、やっきになって狙っている。

 

妬みや憎しみ、敵対心であおって来る。創世記で、人類最初の殺人が起きたが、カインは弟アベルへの妬みにより、悪魔に足場を与えてしまった。その結果、アベル殺害に至った。ダビデは、連戦連勝で女たちから賞賛を受け、大人気だった。それを激しく妬んだサウル王は、その妬みが殺意となりどこまでもつけ回した。

 

祭司長律法学者たちも、主が民の人気と賞賛を博した事で、ひどく妬み、主を殺害すべく、十字架へと追い詰めた。ダビデはバテシバを見た時に、悪魔に機会を与えた結果、姦淫の罪を犯してしまった誘惑が来た時に、主に助けを求めて叫べばよかった。又、ダビデは高慢になり、自らの力を誇るため、御心に反する人口調査を行なった。ユダは悪魔からの、主を売る思いに従ってしまった。

 

「悪魔に機会を与えるな」と言われている。それぞれの妬みを、そのままにせず、主のもとへ持って行き、悔い改めて、助けを求める事ができた。主は助けて下さる。主のもとに持って行かなければ、悪魔に機会を与えてしまう。あなたはどうだろう。その怒り、妬み、憎しみを、即、主に持って行こう。悪魔につけ入るすきを与えないように。思いがいつしか行動に移ってしまう。主のもとに、祈りに持って行こう。

 

・・・・・・・・・・・・

「悪魔は・・ユダの心にイエスを売ろうとする思いを入れた」思いを入れたのは、ユダでなく悪魔だ。悪魔からの思いを受け入れて行くと、罪へと誘われてしまう。主を仰ぎつつ、御言葉から離れないでいよう。御霊の気づきが与えられ、悪魔に気づかせて下さる。 

 

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係