「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした」詩篇9:10

ある夫婦が、事情があり毎月多額の返済をしていた。しかし返済出来る事も感謝だった。ある月、給料日前に、手持ちが底をついてしまった。赤ん坊のミルクが無くなり、どうしても必要だった。夫がちょっと友人に借りて来ると言った。すぐ給料が入って、返せるからと。

 

だが自分はクリスチャン、まず人に頼るのでなく、主に頼りたく、何より祈りたかった。心の中で、主を求めた。すると夫が、「その前にちょっと親父を見て来る」と出た。近くに父親宅があり、体調崩し伏せっていた。夫が出た後、主が下さった恵みの時間と感謝し、主が必要を与えて下さるように祈りに祈った。

 

10分経た頃、ふと後ろを振り向くと、夫がミルク缶とおしめの袋を両手に持って立っていた。もうびっくりして、聞くと、父親のもとに、丁度知人が来て、見舞金を渡された。それでとりあえず必要な物を買って来たと。驚いて、主に感謝が溢れた。別の人も経験した。突如の金銭的必要が生じ、貯えの無い中困って、親しい親戚に借りようと思った。

 

しかしその時に「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」を与えられ、即、人に頼るのでなく、まず主を求めようと。それで切に祈っていた中、昔にまとまったお金を貸していた相手から、突然返済されて来て驚いた。もう全く忘れていたものだった。主に頼る者に、豊かに報いて下さる。

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主が聞かれない祈りはないことは何と感謝なことだろう。主がいつでも小さな者の祈りを聞かれ、心を配ってくださる。何でも率直に主に求め祈ろう。主の豊かな養いに感謝は尽きない。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係