「神よ。私はあなたを呼び求めました。あなたは私に答えてくださるからです。耳を傾けて、私の申し上げることを聞いてください。」 詩篇17:6

ある人が、自分は肉の思いが来た時に、例えば、妬み、憎しみ、怒り、さばく思い・・そんな時、クリスチャンなのにこんな思いを持ってはよくない、こんな事を思うなんて自分は何と罪深い、思ってはいけないと、その思いを否定し、心に抑え込んでいたと。そして心に抑え込んで、悪い態度を表に出さないのだから、むしろ良い人間と思っていた。

 

しかし、その抑え込んだ思いは、無くならず、どんどん蓄積されて行く。それは許容量オーバーになると、必ず爆発していたと。そして救われた後も、ずっと自分はなかなか変わらないと思っていたのだが、しかしそこが違っていて、主のもとへ持って行く事だと教えられた。ずっと自力で何とかしようと、我慢しようとしていた。そうでなく、一つ一つ祈って行く。

 

「妬んでいます」「怒っています」「こんな思いを持っています」主に告げて行く。そのように祈ると、ある時はすうっ~と思いが消え、ある時は、悔い改めに導かれ、様々な仕方で主が働かれる事を経験した。何より様々な思いを自分で否定し抑え込むのでなく、主に告げて行く時、心が平安になる事を知った。

 

「絶えず祈りなさい」とあるが、しょっ中、主に語りかけ、主が近く感じられるようになった。共におられることがわかるようにされた。とにかく主に持って行き、ことごとく主に告げよう。主が働かれ、導かれて行く事を経験して行く。主は、絶えず耳を傾けて下さっているので、主を呼び求めよう。

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怖れや不安や思い煩いの全てを主に告げて行くとき、折々に主からの導きを受け取る。どこへでも主が共におられる喜びを感じる。何でも親に告げていた子供の頃のように、安心して主を呼び続けよう

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係