「あす、彼らのところに攻め上れ・・この戦いはあなたがたが戦うのではない・・しっかり立って動かずにいよ。」Ⅱ歴代20:16

ヨシャパテ王は、モアブとアモンのおびただしい大軍が攻めて来た時、王は非常に恐れた。そこで行った事は、全国に断食を布告し、ただひたすら主を求め、祈る事だった。大変な現状を、苦境を訴え、祈り続けた。この大軍に当たる力は自分たちには無い、どうすればよいかわからないと。すると、主はヤハジエルを通して語られた。

 

この戦いは主の戦いであり、主が共にいるから、恐れず気落ちせず、出陣せよと。これを聞き、ヨシャパテ王はひれ伏して、礼拝し、主を賛美した。主の言葉を信じ、歌う者たちが、喜びの声、賛美の声をあげ始めた時、主の言葉の通りに、敵は打ち負かされた。奇跡的、勝利を与えられた。まさに主の働きであった。

 

私たちもどうだろう。目の前の悩み、問題だけを見ていると、思い煩いと不安、恐れに飲み込まれてしまう。又、その問題を避けたり、逃げたりしても、次に必ず同じ問題にぶち当たる。しかしヨシャパテのように、その問題を主の前に持って行き、祈ることができる。自分で何とかしようとせず、まず主に申し上げ、祈り、お委ねしよう。

 

単に問題の解決を見るだけでなく、その問題を通して、砕き、練り、主のかたちへと造り変えられて行く。そこが重要だ。主は祈りに答えて、御言葉を送り、励まし慰め指針を与えて下さる。その言葉を信じ、感謝し、賛美して行く時、主が戦われる。

 

そして私たちは勝利を受け取る。御言葉を信じ、感謝を献げる事は、目の前の状況に主を認めることになる。それは信仰であって、主は、その信仰を受け取り、主がみわざをされる。

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その問題になかに自分の未解決の部分が示される。主に委ねていく中で主が導いてくださる。先へ先へと解決を求めてしまうが、主が問題を通して取り扱ってくださる。信じていこう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係