「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。」 Ⅱテモテ 2:8

人は、生まれつきの性質は、ネガティブ思考へ向かう傾向があると言われている。水が半分入っているコップを見て、「もう半分しかない」と「まだ半分もある」に分かれる。しばしば悲観的だ。家族の帰りが少し遅いと、「事故に会ったのでは?」挨拶に相手からの返事が無かった時、「避けられているのでは」「気にさわる事をしたのか?」「嫌われてるのか?」又、会合で、反対意見を言われると「自分が嫌いなのか」。

 

メールに返信が無いと「どの言葉が悪かったのか」、体調悪いと「変な病気ではないか」「大変な事になるのでは」と、どんどん悲観的な方に傾き、最悪のシナリオが出来上がってしまう。流されるままなら、ネガティブへ向かうばかりだ。そんな時、「不安や恐れを考えまい」とすると、ますますはまり込む。

 

例えば不眠の時に、「眠らなけねば」と焦れば焦るほど、ますます眠れなくなる。もがけばもがくほど、更に泥沼に落ち込むように。そんな時は、現状から目を離し、目を主に転じる事だ。ある実験がある。「黒い丸を頭に描いて下さい」「次にその黒い丸を消して下さい」。なかなか消えない中、出来た人はどうしたのか。「白い丸を描きました」と。

 

賛美や御言葉や祈りに心を向けて行くとよい。否定的思いを無くそうと頑張るのでなく、主に心を向け、信仰的思いで満たして行く。その時に、否定的思いが消える去る。主に思いを向けよう。「すべての事について感謝・・」感謝して行く時、思い煩いや恐れが消える。御霊の働きだ。

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御言葉はいつも喜び、感謝し祈りなさいと言われる。ネガティブな状況で主に感謝をささげていると思いがどんどん変えられる。御霊が力をくださる。主を見上げ感謝しよう。闇が晴れて力が湧く。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係