「わたしのしもべモーセは死んだ。今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの人々に与えようとしている地に行け。」ヨシュア1:1

モーセに導かれ、出エジプトを果たした民は、荒野を40年間旅した。そしてとうとう約束の地、乳と蜜の流れる地カナンの目前まで到達した。主は、モーセの死後、新リーダー・ヨシュアを立てられた。そして「今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン川を渡り、わたしが・・与えようとしている地に行け」と命じられた。

 

足の裏で踏む所は、約束したとおり、あなたがたに与えていると。主は、カナンの地をイスラエルに与えると、約束しておられた。しかし、実際に自分のものとするには、具体的な行動が必要だ。彼らは、その土地に進み入り、戦い、勝ち取らなければならなかった。

 

ただ待っているだけで、祈っているだけで、もし主に示された事に従い、実際に行動する事が無ければ、所有することは出来ない。実際に入って行き、足の裏で踏まなければならない。これは、私たちも同様だ。主は、私たちに豊かな祝福を備えておられる。それを自分のものとするには、信仰に立ち、実際に従わなくてはならない。行動が必要だ。その時、約束のものを所有する事ができる。

 

今、あなたも、主が与えようとしている地に、「行け!」と言われているだろうか。祈りの座から立ち上がり、行動を起こす時だろうか。不安で、ためらっているだろうか。信仰もって、「一歩」踏み出してみよう。すると主の力が臨んで、成し遂げられて行く。主の約束を現実のものとして、受け取ることになる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主が「行け」と言われた時には、踏み出せるよう祈っていよう。足の裏で踏まなければならない。実際に行動する事が必要だ。今、目の前に、示されている事を行おう。そうできるよう祈ろう。大きな祝福にあずかる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係