「すると羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます。 しかし、ほかの人には決してついて行きません。かえって、その人から逃げ出します。その人たちの声を知らないからです」ヨハ ネ10:4

先日、スーパーでの事。幼稚園児が大声で泣き出した。どうもキッズ広場で遊ばせ、母親は買い物のようだ。そばの客たちが声をかけると更に大声に。店員が助けようとすると拒否し、大号泣になった。どうにも出来ず、店員が館内放送をかけた。急ぎ来た母親が、遠くから名前を呼んだ。すると何と子どもはピタリと泣き止んだ。

 

他の誰の声もだめだったが、母親の一声で問題は解決した。子どもと母親は、私たちと主との関係だ。羊の牧者が自分の羊をその名で呼んで、連れ出すと、羊は、彼の声を知っているので、彼について行く。しかし、他の人には決してついて行かない。かえってその人から逃げ出す。その人たちの声を知らないからだ。主は私たちの牧者で、私たちは主の羊だ。主のみ声がよくわかるようになるために、親しい交わりの積み重ねが大切だ。地道な日々の主との交わりの中で、聞く耳が培われて行く。御言葉を通して、礼拝メッセージを通して、兄弟姉妹との交わりの中で、御霊の下さる内なる思いや志によって、様々な方法を用いて、主は語りかけて下さる。

 

祈りの中で、主の御声が確信できたなら、従おう。従えるよう祈ろう。一つ一つと御声に従い、御心を行って行く時に、その人には、神がわかって行く。御声を聞いて、その御心に従う時に、神を更に新たに知って行ける。「羊はその声を聞き分ける」と言っておられる。主の御声を聞き分ける事ができるよう、そして従えるように祈ろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

色々な声が聞こえて来る。周囲の人の声やメディアからの声、内側から肉の声、サタンの声、様々だ。サタンが光の御使いに偽装して来る声もある。日毎に地道に主との交わりを重ねる中で、少しずつ主の御声がわかって行くと。主との交わりを実践して行こう。、

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係