「子よ。あなたの罪は赦されました。」マルコ2:5

ある父親の証しだ。ある頃、息子の様子がおかしく、いじめでは、とえた。服が汚れ、持ち物が無くなり、普通でなかった。腹痛で寝込み、食欲失せ、不登校になった。父親は息子に、勉強を強いた。悪い成績だと、怒鳴りつけた。自分が、受け入れられなかったのだ。息子は心が荒れて、うっ積が爆発した。父親に暴力を振るった。

 

家の中は物が壊れ、滅茶苦茶だった。父親は職場で責任ある立場にあり、仕事量も半端無く、、仕事でも悩みを抱え、もう限界だった。飲酒に逃げた。ただただ現実を忘れたかった。もう、心がどうにもならなかった。そんな時、親しい友人から聖書カウンセリングを勧められた。何のすべもなく、八方塞がりの中、受けてみようと思った。

 

学びが進む中、自分の姿が見えて愕然とした。余りの苦しみに、この子さえいなければと思ってしまう自分、仕事人間で、野心でいっぱいで、家庭の事など、妻任せで、全く頭に無かった。息子と話した事もなく、自分のプライド、虚栄心、世間体、自分しかないではないか。息子の気持ちなど考える事もなく、自分の思いを押しつけて来ただけではないか。

 

涙が溢れて止まらなかった。心から悔い改めた。十字架が、自分のための身代わりである事がわかり、赦しを受け取れた。又、感謝の涙が溢れた。導き手に共に祈ってもらい、息子に向き合った。涙と共に心から詫びた。赦しを乞うた。父子の間に、暖かいものが流れた。主が働いて下さった。

 

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この一年も、お祈りと沢山のお励ましを頂き、有難うございました。お一人お一人の上に、主の豊かな祝福を祈りつつ、今年も続ける事ができた事に感謝します。スタッフの都合で年始はお休みを頂き、1月8日より再開予定です。良いお年をお迎え下さい。主の豊かな祝福がありますように。配信係より

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係