「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。 そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」ヤコブ4:7

「悪魔は偽り者であり、偽りの父」だと言っている。悪魔は嘘つきでり、悪魔の内には真理が無いと。悪魔は、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのために存在する。黒を白、白を黒と言い、何でも自由自在だ。平然と嘘を言うというか、嘘しか言えない。絶えず偽りへと誘惑して来る。

 

間違った動機を正当に見せ、正しい動機を間違ったものに疑いを入れ、混乱させる。真実の中に、嘘を混ぜる。すると、なかなかその嘘に気づけない。悪魔の誘惑は、自分の肉の欲望にピッタリと合致するので、なかなか気づかず、見分けられない。エデンの園で、エバが見事に悪魔の誘惑に引っかかってしまったように。

 

善悪を知る木の実を食べると、「神のようになれるよ」との誘惑が、「神のようになりたい」との自分の願望に合致し、沿っているので、悪魔の誘惑だとわからない。又、自分の強い思い、自分の偏見が底にある時、ものの見方が偏っているので、間違ったものが正しいとしか見えない。つまり、心に偏見がある時、物事を正しく判断する事が出来ない。自分は正しく見ているつもりだが、歪んでいる。

 

悪魔は偽りを真理に見せかけ、だまそうとする。悪魔のこういう誘惑と攻撃をよく踏まえて、自分は間違う者だと認識し、自分に頼らず、祈りをもって御霊の判断を仰ごう。主に拠り頼もう。神の御心へと正しく導いて下さる。

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何でも自分で判断してやってしまいたい者だ。主に従いたくない肉がある事を認めていたい。あの手この手で妨害してくる悪魔を覚えいつも主に正しい判断を仰ごう。主が守ってくださる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係