「良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。なぜなら人の口は、心に満ちているものを話すからです。」ルカ 6:45

口が語る言葉で、その人の心に、何が満ちているかを知れると言われている。つまり、心に満ちている事を口が話すからと。私たちは、通常、どんな言葉が出ているだろう。感謝、祈り、主への信頼、親切な言葉だろうか。

 

それとも、いつもネガティブな言葉、ぐち、不平不満、不信仰、当てこすり、嫌みだろうか。もし人が主にとどまり、信仰に立っているなら、喜び、平安、主への感謝、賛美、前向きな、信仰的な言葉が出て来るだろうか。御霊に導かれているからだ。もし、肉にある時は、どうだろう。

 

何かにつけて、否定的な言葉が出る。不信仰な言葉は周囲にも伝染させて行く。又、とげのある言葉が出るだろうか。その言葉は周囲の心を暗くし、重くし、落胆させる。主にとどまっている事が大切だ。主にとどまっている時に、主の良い倉から、良い物を、良い言葉を取り出せる。

 

肉にある時は、生まれつきの性質で生きるので、肉から、肉の言葉が出て来る。肉の言葉に良いものは一つもない。主の栄光をふさいでしまい、証しとは逆の害毒を流してしまう。心に満ちるものが、口から出る。心が問題なので、心を御霊に支配して頂けるよう、献げて行けるよう祈ろう。

 

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対人関係で、良い倉から良い言葉を出すと、相手の良い倉から良い言葉を引き出す。自分の悪い倉から、相手に悪い言葉をぶつけると、相手の悪い倉から悪い物を引き出させてしまう。自分だけにとどまらないので、御霊に支配して頂けるよう求めよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係