女王カンダケに仕えるエチオピア人高官がいた。彼は礼拝のためエ
ルサレムに上り、エチオピアへの帰途だった。馬車で、イザヤ書を
読んでいた。丁度その時に、御霊がピリポに「近寄って、あの馬車
といっしょに行きなさい」と言われた。そこでピリポは御霊に従い、
馬車に近寄り、並走しながら、「あなたは読んでいることがわかり
ますか」と声をかけた。
彼は「導く人がなければ、どうしてわかりましょう」と答え、馬車に
乗って、一緒に座るよう頼んだ。ピリポは、その箇所からイエスの
ことを彼に伝えた。彼は、書いてある意味がわからなかったが、主
を求めていた。だからイザヤ書を読んでいた。この箇所によると、
求めがあれば、主を知ることができる。
主を求めるなら、必ず応えて下さる。切に求める者は受ける。必要
な導き手を送って下さる。高官にピリポが備えられていたように、
あなたにもふさわしい導き手が備えられている。そして、喜びに満
ちる。主は、「求め」を求めておられ、求めを喜ばれる。「求め」
があるなら、必ず主がわかるようにして下さる。
又、ピリポは、御霊の導きを受けた時に、素直にすぐに従った。
ぐずぐずしていたなら、すでに高官は行ってしまったろう。ピリポ
は、主の働きに用いられるという、幸いな恵みにあずかった。あな
たも御霊の導きが来ているなら、ぐずぐずせずに従おう。主のみわ
ざのために、豊かに用いられる。チャンスを逃してしまう前に。
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御言葉をもっと理解したいとの思いに主は必ず答えてくださる。聖書
を知り、信じている主の事をもっと知りたい。そして自分が変わりた
い。求めよう。主は豊かに導き養ってくださる。
発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係