「ここに、サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで、イスラエルの人口を数えさせた。」Ⅰ歴代21:1

ダビデはサタンに誘惑されて、人口調査という罪を犯してしまった。

人口調査自体は必要であり問題ないが、ダビデはその動機が間違っ

ていた。人口を事務的に調べるのではなく、ダビデのはそれによっ

て、自分の力、自分の業績を誇ろうとする高慢によるものであった。

 

人口に関しても、全ては主のみわざであり、誇るべきは主であった。

ヨアブがそれに気づき、やめるよう進言するが、ダビデは聞かなか

った。そしてダビデは、罪を犯してしまった。ダビデの罪の結果、

疫病により7万人が打たれた。自らの罪は自分だけでおさまらず、

周囲にも影響を及ぼす。

 

しかしダビデは罪を認め、悔い改め罪の赦しを乞うた。そして、3

日間の疫病という主の懲らしめを、罪の刈り取りを受け入れた。私

たちはどうだろう。主の御手から逃げようとするだろうか。罪の刈

り取りを、まっすぐ受け入れるという態度でなく、言い訳して、責

任転嫁して誰かを責める。

 

又、別の場合は、ただ自分を責めるばかりで、主に向かない。自分

に目が行くばかりだ。サウルがそうだった。彼は自分のした事を後

悔はするが、決して主のさばきの下に服する事をせず、何と霊媒の

もとへ行き、最後は自害してしまった。しかし、ダビデは、主のも

とへ行き、主の手に陥りたいと願い、主にすべてを委ねた。

 

私たちもダビデにならおう。罪を犯した時、隠れたり逃げたりせず

に、主のもとへ行き、悔い改めよう。主にお任せして、従って行こ

う。主のあわれみは深く、尽きないのだから。

---------------

常に狙い、そそのかしてくるサタンの恐ろしさと同時に主の十字架

の赦しの有難さを思う。何と感謝だろう。罪を犯したならすぐに主

に行き、悔い改めよう。主の赦しにあずかり生きていける。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係