「ユダの人とエルサレムの住民よ。主のために割礼を受け、心の包皮を取り除け。」エレミヤ4:4

 

 ステパノが頑なであるユダヤ人に対して「頑なで、割礼を受けてい

ない人たち。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっている」と言った

が、心の割礼とは、冷たい石の心でなく肉の心、柔らかい、教えら

れやすい心を持つことだ。極みまでの愛して下さった主の御前で、

自らの心の頑なさを示されるだろうか。

 

固い心を開き、主の愛を受け取れるように、主は、私たちを助けて

下さる。心の頑なな部分を示し、砕いて下さる。あなたにも、主に

触れられたくない部分、心の包皮があるだろうか。固い自己中心の

部分があり、それこそが主の愛がをわからなくしている。それを認

め、主のもとへ持って行こう。

 

「もううなじのこわい者であってはならない」と、主が、取り扱い、

切り取って、砕かれた柔らかい心にして下さる。ある人は非常に苦

しい試練を通った。毎日泣いて暮らした。これほど泣いて、涙が

よく枯れないと思うほど、泣いた。生きている心地も無いほどの状

況だった。しかし砕きに砕かれて、自分がいかに高慢であったかに

気づかされたと。

 

まさに苦しみを通して、皮を一枚はがれたようだと。心柔らかくさ

れ、へりくだらされ、恵みがわかる者とされた。以前と全く違った。

今。生かされている事が恵みだと、わかるようにされた。心の包皮

は、主と私たちを隔てる。包皮に気づくなら、そのまま主のもとへ

行こう。どうにも出来ない頑なな心を、主が取り扱い、柔らかくし

て下さる。

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心を覆っている硬い自我は自分ではわからず、何かにぶつかり気づ

かされる。主は何を教えようとされているのだろう。痛くても、

主には目的があることを信じていよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係