「もし互いにかみ合ったり、食い合ったりしているなら、お互いの間で滅ぼされてしまいます。気をつけなさい。私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」ガラテヤ5:15

主を信じ新生した後も、生まれつきの肉の性質があり、互いに愛し

合い、仕え合うことは、なかなか難しい。相性の合う、好きに思え

る相手ならよいが、気難しい相手はどうだろう。ズケズケと批判し

非難してくる相手、攻撃的で、敵対心を持って向かって来る相手は

どうだろう。自分の力では、到底愛する事など出来ない。

 

心のひねくれた、屈折した人もいるし、悪意を持って傷つけてくる

人もいる。ややこしい相手と接する事になると、「なんで、この人

と」「今の環境から逃げ出したい」「だいたい、何で出会ったのか」

「この人さえいなければ、良い人生なのに」心は重く沈み、悶々状

態に陥る。

 

それだけでなく、愛するべきだと思うので、悩みは更に深まる。し

かし相手への非難、批判、憎しみは肉であり、サタンの攻撃が来てい

る。あれこれ過去の嫌な出来事を持って来ては、嫌な思いにさせ

る。しかしいつも学ぶように、あなたをそこに置かれたのは、主だ。

環境は主の支配の中だ。その所で、悩みや問題を通して学ばせたい

と思っておられる。

 

練り、鍛え、成長させて下さる。まず、ありのままの気持ち、思い

を、主に祈ろう。「この事さえなければ、どんなにか楽なのに」と

の思いをそのまま、主に持って行こう。主は受け止めて下さる。そ

して一つ一つなすべき事を示し、導いて下さる。その示しに一歩従

う時に、次に展開して行く。一歩ずつ手を取り、解決へと導いて下

さる。御霊が働いて下さる。

 

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信仰生活で、様々な問題は、次々と起きて来る。とにかく主のもと

へ持って行こう。どう解決して下さるかは、その時々で異なるが、

必ず導いて下さる。導きに従う時、肉を満足させる事はない。平安

安の落とし所へと導いて下さる。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係