「あなたのみこころを行うことを教えてください。あなたこそ私の神であられますから。」詩篇 143:10

「主のみこころなら~~をしよう」と、いつも「主のみこころなら」

という意識は大切だ。そして自分の人生のあらゆる時と場合に、主

を認めて行く事が大事だ。何かをしようとする時に、自分の思いと

主のみ思いはどうだろう。又、その動機の部分はどうだろう。ある

人が、高い技術を持っていて、それを用いてボランティアをしよう

と思った。

 

しかし御言葉に「主のみこころなら、この事を、又は、あの事とを」

とあり、主の御心はどうなのかと気づかされ、心探られた。単に自

分が良い事をしたいと思っているのか。自己満足なのか。人に認め

られ、人の賞賛の得たいのだろうか。見栄なのか。もっと別に本当

にやるべき事があるかもしれない。

 

何かをしようとする時に、主の御心を求める事は大切だ。人には、

自己実現という欲もあるので、良い事だとしても、神の栄光でなく、

自分のため、自分の欲を満たすためかもしれない。自分の計画が、

「主のみこころなら」それをしようとの姿勢が大切だ。箴言1921

"人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る"

とある。

 

自分の計画をまず祈りに持って行こう。そして「主の御心なら、私

たちは生きていて」明日~しようと言っても、明日の事はいっさい

わからない。明日生きているかどうかもわからない。主の御前にへ

りくだり、主の御心を求めて生きることが大切だ。

 

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主のお心を求めず、祈らずに、自分の思いで始めた事は、中途で

行き詰まったり、止めてしまったり、失敗することを幾度も経験

する。主の御心によって行う時、どうであれ、主と共に歩む安

心感があり、結果をゆだねて行ける。

 

 発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係