「・・必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」イザヤ55:11

信仰生活の中で、どうだろう。主の御心に従うなら、物事がスムー

ズに行き、何もかもが、うまく行くはずだとの思いが無いだろうか。

御心に従わないなら、仕方がないが、従う以上は、もう大丈夫、順

風満帆との思いはどうだろう。しかし現実では、御心に従った途端、

問題にぶち当たり、苦しい状況に陥る。様々な試練に会う。

 

「え!なぜ?」「こんなはずでは」「うまく行くのでは」「御心で

はなかったのか?」「自分が御心を間違ったのか?」様々な思いで、

戸惑い悩んでしまう。ヨセフは、御心に従う中で、様々な足かせに

悩まされた。「彼らは足かせで、ヨセフの足を悩まし」とあり、鉄

の足かせに入れられた。

 

み言葉が実現するまで、主の言葉は彼を試したとあり、ヨセフは思

い通りにならない事の連続だった。しかし主の御心にとどまり続け、

遂に成就した。主が弟子たちに「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言わ

れ、彼らが御心に従い、出発した中で、大嵐の試練に会った。御心

に従わなければ、大嵐に会うことも無かった。

 

しかしその中で、弟子たちは、主が、風も波も、自然界をも支配さ

れる方である事を、初めて知った。御心を歩む中で、試練が送られ

る。ある人が、仕事を祈り続け、職場が与えられた。祈りの答えだ

った。しかし配属部署の内容は、自分には難しく到底無理に思えた。

 

苦しい思いをし、「御心のはずなのに、なぜ?」と。辞めたかった

が、主から授かったので、辞めるわけにも行かず、祈りに祈り、皆

にも祈ってもらった。すると自分には出来ないはずなのに、まさに

主の力により出来るようにされ、みわざを拝する事と去れた。

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主の望まれるように事は成就してゆく。自分の思い通りばかりを追

っているなら、なぜ? なぜ?の連続ではないか。今、痛くても必ず

 

新しい扉が開く。主の御言葉を握り、最善を信じていよう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係