「ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、 一晩中、地に伏していた」Ⅱサムエル12:16

ダビデの愛する我が子が、病気になった。ダビデは、断食していや

しを求め、地に伏して、切に祈り続けた。家の長老たちがダビデを

起こそうとするが、ダビデは食事を取ろうともしなかった。しかし、

一心に祈った祈りは叶わず、七日目に子どもは死んでしまった。家

来たちは、とてもダビデに伝えられずにいたら、ダビデはその死を

悟り、家来からわが子の死を聞いた。

 

するとダビデは、身体を洗い、身に油をぬり、着物を着替え、主の

宮に入り礼拝した。そして、家に帰って、食事を取った。家来たち

は驚いた。子どもが生きている間は、断食をして、泣いて祈ったの

に、亡くなると起き上がり、食事をするとは。私たちは、このダビ

デから学ぶ事が出来る。

 

自分の願いは、願いとして、率直に主に祈るべきだ。しかし、しば

しばその結果が、自分の願いと異なる場合がある。それは、どんな

に強い願いでも「ノー」が、主の答えであり、それが主の御心なの

だ。その時は、その主の「ノー」をダビデのように、受け入れられ

るよう祈ろう。

 

今、あなたも「ノー」の答えを受け取っているだろうか。受け入れ

難いなら、主の御心として、受け入れられるよう祈ろう。主が助け

て下さる。そこで自分が変えられ、主を新しく知って行ける。霊的

に成長して行ける。その事の答えは「ノー」だが、霊的には「イエ

ス」で、一段階前進して行ける。霊的に大きな祝福とされる。

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主からの答えが出たなら、受け入れがたくても、主の最善を疑わず

祈りつつ前進しよう。悲しみはあるが、主が心も守ってくださる。

ダビデのように主を信じて立ち上がろう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係