「蜜を見つけたら、十分、食べよ。しかし、食べすぎて吐き出すことがないように」箴言25:16 

蜜は甘くて大変美味しいが、食べ過ぎると身体に悪く、過ぎると害

になってしまう。蜜を食べすぎる事と関連して、「隣人の家に、足

しげく通うな。彼があなたに飽きて、あなたを憎むことがないよう

にせよ」との御言葉がある。食べ過ぎる事が害と同様に、隣人の家

に足しげく通う事が、害になると言っている。

 

どんなに仲が良くても、余りにひんぱんに通うと、相手に迷惑とな

り、嫌われるようになる。喜びを与えるはずの交わりが、重荷とな

り、嫌になってしまう。隣人と、適切なふさわしい距離を保つ事は

大切だ。近づき過ぎると息苦しくなる。ある人が失敗してしまった

と証しした。趣味で意気投合して、楽しく交われる相手に会え

た喜びで、足しげく通ってしまった。

 

最初は楽しかったのだが、余りにも近づき過ぎた結果、相手のプラ

イバシーに踏み込んで、傷つけてしまった。その結果、双方傷つい

て、離れる事になってしまった。足しげくにならず、食べ過ぎず、

適度のバランスをわきまえる事は大切だ。過不足の無い、ふさわし

い距離が大事だ。

 

又、一番重要な事は、慰めや励ましの心の必要を、人に求め、人に

依存するのでなく、まず主を求め、主に拠り頼むことだ。心の奥底

の必要を、決して誰であれ、人は満たす事ができない。その空洞は、

主にしか満たせない。まず主との交わりを第一にし、次に人との関

係を持つ時に、すべてが秩序立ち、祝福とされ、良い関係に導かれ

て行く。

-------------

人に頼っていくと、ふさわしい距離がわからなくなってしまう。

一人の時間を豊かな主との交わりで、満たされたい。御霊の導きに

 

従って、更によい関係へと進めたい。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係