うつ症状に陥ったエリヤは、死を願った。主は、そのエリヤを充
分眠らせ、食事をとらせ、又眠らせ~を繰り返し、しっかり休息を
与えられた。充分な休息で、体力が回復したエリヤを、ホレブの
山まで歩かせられた。エリヤはホレブの山に到着し、洞穴に入り、
一夜を過ごした。ほら穴に入り、自らを閉ざしているエリヤに、主
は「ここで何をしているのか」と問いかけられた。
主は、エリヤに心の内を吐露させようとされた。主は、気持ちを
聞き、受け止めようと待ち構えておられる。何と嬉しい事だろう。
ある女性が、問題が重なった。町内会では、もめ事があり、重い
役目だ。子どものクラスでは、いじめがあり、役員たちや担任と、
話し合うが、解決の糸口が見えずに疲れる。遠方の母親が入院し、
心配で、父親の事も気がかりだ。
上の子は受験を控え大変だ。問題、思い煩いで、頭が今にも
パンク状態だった。就寝時、夜中の0時に、夫にグジグジ
愚痴っていた。すると突然、夫が「よし!」と、起き上がり、あぐら
座りになった。そして「付き合ってやる、何時まででもいいぞ」と
言った。その途端、彼女は問題が無くなってしまった、と言う。
問題が問題で無くなった。
全面的に受け止めてくれる相手がいる時、心がいやされて、問
題にきちんと向き合って行ける。ましてや、命を捨てて愛して下
さっている主は、あなたに向き合い、関わられ、そして何より
解決をお持ちだ。誰にも言えない本音を、受け止めて下さる主
だ。主に告げよう。正直な気持ちを聞きたいと、受け止めようと、
待ち構えていて下さる。
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「いっさい」「何も」思い煩わないで、ことごとくを告げよと、主が
言われている。そして、主に告げたことで、安心し、荷を下ろす
ようにと。自分の思いとは、異なる場合もあるが、主の最善を
して下さるのだから。平安でいるようにと。
発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係