「あなたがたの間にねたみや争いがあることからすれば、あなたがたは肉に属しているのではありませんか。そして、ただの人のように歩んでいるのではありませんか」Ⅰコリント3:3

信仰生活で、妬みや争いはどうだろう。誰かに対する内心の妬みや、

又、けんかし、敵対し、恨みや憎しみを抱いている問題があるだろ

うか。それは肉による事だと言っている。そして、肉的な信仰者の

問題は、心が満たされていないので、不平不満が周囲に向かう。相

手のせいにし、人を批判し、責めて、自分の心を落ち着かせようと

する。

 

生まれつきの肉の性質は、自分中心で、「キリストにある幼子」と

も言われている。幼児は、自分の思うようにならなければ、泣き叫

ぶ。よく店の前で、ひっくり返って泣きわめく姿を見る。肉は、自

分軸で思考し、判断して行くので、自分を正当化して行く。又、妬

みは、自分と同じようなレベルで、少し上とか、自分が持っていな

いものを持つ相手に向かうと言われる。

 

自分とかけ離れた、相手を妬むことは無い。同性間、同世代間、能

力もかけ離れず、少し上の相手に向かうと。そして妬みや争いがあ

るなら、ただの人のように歩んでいると。ただの人なら、世の人と

同じだと。では、どうすればよいのだろう。前の節に「御霊に属す

る人」が出てくるが、御霊に導かれて、御霊によって歩むことが大

切だと。

 

まず主のもとに行き、妬み、恨み、自己中心、虚栄、嘘、あるがま

まを認めて祈ろう。悔い改め、御霊の導きを求めよう。主は一つ一

つ手を取って導き、なすべき事を示し、御霊によって歩んで行け

るよう、教え助けて下さる。

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苦い思いが来るとき、御霊により気づけることは感謝だ。ありのま

まを祈り、導きに従い悔い改めよう。肉のままに流されてしまうが、

御霊に従う方を選べる。祈って従おう。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係